電子定款で会社設立資料をつくりたい、と思ったら... - 自分でやってみる会社設立Navi 電子定款編

電子定款で会社設立資料をつくりたい、と思ったら...

会社設立の手続きの1つが定款の作成で、その中でも電子定款に興味がある方も多いでしょう。
株式会社・合同会社設立のとぢらも手続きはほぼ同じです。
自分でコレを作ってみたい方に向けて、この電子定款についての情報をご紹介します。
そもそも電子定款とは、自分で作れるものか心配な方も多いかと思いますが、この点は大丈夫です。
作るためには特別な手順や準備がありますが、これらはいずれも自分でやれるものです。
情報の案内などもありますから、これらを頼りに準備と手続きをしていけば、自分で電子定款を作れます。

コレがオススメなのは、会社設立をあまり急いでいない方や、予算にあまり余裕がない方です。
このような方には電子定款はオススメですね。
定款を作るとどうしてもかかる公的費用があるのですが、電子定款ならそれがいりません。
紙でこの書類を作らなかったときの、大きなメリットです。

予算に余裕がない方にはもちろんオススメですが、予算に余裕があっても時間に余裕があるならこれをやってみるのもオススメです。
これから会社を作って事業をやっていくためにはお金が必要ですから、予算が少しでも多いに越したことはありません。
電子定款を自分で作るにはやや手間がかかりますが、時間に余裕があるなら一度考えてみるといいでしょう。
ただし、それが本当にお得な方法になるかは、必ず事前にチェックしてください。
場合によっては、ほかの方法で定款を作成した方がお得な場合もあります。

電子定款は、自分で作るのは難しいともよく言われています。
実際にやってみて難しいと感じるかは個人差もありますが、少なくとも一般的な書類をパソコンで作るときや、紙の定款を作るときよりは、手間が多いのは事実ですね。
その手間とは、特別なソフトやハード、その他の必要物を用意することです。
電子定款とは、定款をただパソコンで作成したものではありません。
それをさらに公的書類として使える、特殊な仕上げをした電子書類のことです。

このような手順があるため、パソコンが1台あればすぐに電子定款を作れるわけではありません。
普段から電子定款の作成をやっている専門家などでない限り、この準備がどうしても必要になる場合は多いですね。
コレが電子定款を自分で作るときのデメリットです。
だからこそ、電子定款をまったく作ったことがなく、会社設立も初めての方が、時間がない中でコレを自分で作るのは、やや不向きです。
もちろんやってみるのもOKですが、希望する会社設立スケジュールに間に合わなくなる恐れには注意が必要ですね。
一定の期日までには必ず会社を作り、営業もスタートさせたい事情があれば、電子定款の作成準備について早めに確認し、できるだけスムーズに作れるようにするといいですよ。

コレを作るための準備について、簡単にご紹介しましょう。
まず事前準備として、現在の一般的なパソコン環境があるかをチェックしてください。
現在主流になっているパソコンの機種やOS、ソフトがないと、電子定款を作るための手間や費用がかなり大きくなる恐れがあります。
急ぐときは、これらをなるべく早く揃えてください。
特に大事なのはPDF関係のソフトで、これの閲覧から作成にまで対応している有料ソフトが必要です。

また、作った定款を正式な電子書類として仕上げるための手続きで、ICチップのついている公的な身分証明書が必要になります。
現在は、ほとんどの場合はマイナンバーカードです。
これ以外に使えるのは、以前発行されていた住基カードですね。
これらのどちらも持っていないなら、早めにこれらカードの発行を受けておきましょう。

このとき、余裕があれば電子署名の発行も受けておくといいですよ。
こちらもマイナンバーカードの発行を受けられる市役所で発行されるものです。
電子定款の作成のために必要になります。
市役所などに何度も出かける手間を省きたければ、これも一緒にもらっておくと、手続きがスムーズです。

さらに、これらICチップの読み込みのため、カードリーダーが必要です。
これはパソコンの周辺機器として売られています。
家電量販店やネット通販で購入できますので、これらもあらかじめ用意しておくとスムーズですよ。

このほか、急ぐときには手続きを進める中で必要になるソフトもすべて入手しておき、インストールまで終わらせておくといいでしょう。
これらソフトとは、作成した電子定款に電子署名をつけるためのものや、完成した電子書類を送付するためのものなどです。
これらは電子定款で会社設立したい方達のため、国が用意した上で無料で配布しています。
利用に特別な資格もいりませんから、自分で作成したい方はこれらも用意しておくといいです。
ちなみに、これらソフトのダウンロードやインストールなどができるかどうかで、電子定款を作れる環境があるかどうかを判断するのもいいでしょう。

このような準備がすべて終われば、電子定款を作るのも比較的スムーズです。
やや手間がかかりますが、個人でもやれなくはない手続きです。
やってみたいと思う方や、時間的な余裕のある方は、会社設立にあたってチャレンジしてみるといいですよ。